空へゆく階段のなし稲の花 田中裕明 白血病で入院した時の作品だろう。病室から見た稲の花を詠んだ句だと思う。死への恐怖のようなものが感じられる。 田中裕明 (1959~04)は波多野爽波に師事、「ゆう」を創刊.主宰。22歳で角川俳句賞受賞。白血病により早世。2 Zeilen くろがねの蔵の錠前稲の花 野口光枝 高籬 山国の闇かむさりぬ稲の花 鷹羽狩行 狩 比良よりの風得て匂ふ稲の花 朝妻力 春耕 生家への近道いまも稲の花 石垣幸子 雨月 稲の花揺れてあまねき光浴ぶ 中野菊子 春耕 良寛の五合庵訪ふ稲の花稲の花咲く日和なり美濃平野伊吹嶺今朝は碧さ深むる いねのはな さくひよりなり みのへいや いぶきねけさは あおさふかむる ひとやすみ(俳句) お題「新米」をいただき、皆で俳句をひねってみました。 「新米」 お彼岸に 新米炊きて 供えばや
水仙 水仙花 雪中花 野水仙 ハックン俳句でしょ 愛犬ハックと俳句を楽しむ日々